電磁波は、いろいろな種類がありますが、
住まいのなかで対策する電磁波は3つ!
①低周波(電場)
コンセントに電源プラグを差し込んでいるだけで発生し、モノや身体の表面に伝播します。
自律神経や皮膚表面に変化を及ぼす可能性があります。
②低周波(磁場)
電化製品のスイッチをONにした時点で発生します。
遺伝子損傷や内臓疾患及び発がんの可能性があります。
③高周波
スマホ・Wi-Fi、コードレスフォンなどの高周波があります。
それぞれ性質や対策方法が違います。
対策は、アース線につなぐことで電場を抑制できますが、デスクトップパソコンの電源プラグは3ピン(1本がアース)になっているので、オフィスのコンセントが三つ穴(一つがアース)であればそのまま差しこめば、アースはとれているので電場は発生しません。仕事場のコンセント形状やパソコンの接続状況を一度確認してみてください。
家庭内で3ピンのさせる三つ穴コンセントがあるケースは少ないので、プラグインアースを使って、アースをとることができますので、お問い合わせフォームからご相談ください。
キッチンは、一日数時間過ごしています
作業台で野菜を切って、横のIH調理器で煮る。振り返って冷蔵庫から調味料を取り出す、昨日の残り物はその隣の棚にある電子レンジで温めて、食器は食洗器で...
毎日使うそれら調理器具の電源コードは年中差し込まれたままで、実は、キッチンは電磁波の影響を最も受けやすい場所です。
冷蔵庫は、1メートル離れていても電場が100V/m(至近距離では650V/m)くらい発生しています。冷蔵庫だけはコンセントを抜くことはできませんから、ぜひアースをとることをお勧めします。
(電磁波対策推進国のスウエーデンの基準値は、25V/m以内)
電場は、ほぼ全ての家電製品に言えることですが、電源コードをコンセントに差し込んだ状態ならば、常に発生しています。使わない時は電源コードを抜かれることをおすすめします。
寝室が戸建住宅(木造)の2階にある方は、電気製品を使用していなくても、電磁波の影響を受けている可能性があります。それは、1Fの照明器具や床下を走る屋内の配線から発生する電磁波が原因です。
壁の内側や床下には、配線の束が張りめぐらされ、その配線からは、低周波の電場が発生します。床下の配線から発生する電場が床に帯電し、さらにベッドにも帯電している状態になっていることがあります。
屋内配線からの電場の発生状況は、建物のつくりによって異なりますし、お部屋によっても違います。測定をしてみないとわかりませんので、電磁波を心配されるとき、長時間を過ごす場所から見直していたただきたいと思います。
特に、お子さんや犬、猫の動物たちも床下から影響を受けていますので、一度測定をして、安心な空間づくりをしましょう。
身のまわりの電磁波の状態に関心を持った方は、電磁波測定器や電磁波グッズを市販で入手され、ご自身で測定器を購入される方も増えています。
しかし、測定器を買ってみたものの使い方が分からず、数値の見方がわからない。測定しても対処ができていない方が多いです。
……なぜか?
電磁波にいくつかの種類があります。電磁波と向き合うには、適切な知識と正確な測定が不可欠です。測定をすることで対策が必要な個所が明確となり、的確な対処が可能となります。
お住まいを測定することで
①家具や家電の配置による対策
②電磁波を抑制できる製品による対策
③トータルボディロード(内的、外的ストレス要因)による対策
④建物全体のオールアースかによる対策
生活環境に最適な対策をお伝えします。
測定士になる前は、私も色々な電磁波対策品を買って、お金をかけていましたが、それは対策したつもりになっていただけでした。寛解したいま思うのは、電磁波に対する正しい知識と最優先事項は、キッチン、寝室の電磁波(低周波)とパソコンの電磁波対策でした。
みなさんには、住まいの電磁波から見直すことをおすすめします。
電磁波の驚くべき特徴
──「家」が、電磁波の発生源!?
私たちは、毎日パソコンやデジタル機器を使用し、たくさんの照明に囲まれ、快適な住まいのために持ち込まれた多くの家電製品に覆われた居住空間。
そこから、たくさんの電磁波が、床や壁を伝って、私たちやご家族の身体へと伝搬しています。
屋内配線が通っている付近の床や壁には、電場が伝播します。そして、その床の上に座っていたり、壁の近くに置かれたベッドで寝ていると、電場は人の身体に集まってしまいます。
その状態で身体の電場を測定すると、世界で最も厳しいとされるスウェーデンのガイドラインの10倍にもなり、身体も高い数値となります。屋内配線からの電場の数値は、パソコンに触れている時とほぼ同じです。
つまり、「家」が、電磁波の発生源となっているのです。この屋内配線は、常に電圧がかかっている状態ですので、電場を発生させ、特に木造2階建ての2階の床はもっとも強くなります。1階の天井裏に配線が集中してしまうからです。
家を新築、リフォームされる際は、住まいを大地のような心地よい空間に。
オールアース住宅にしてみませんか。